いつも清春のブログを読んでいただきありがとうございます。

ブログの中では兄貴と表記され、清春からは兄ちゃんとして、今年の6月24日からは、激しく、また楽しい日々を清春と共に過ごしています。

おちょぼ稲荷に行ってから、何の因果か保護目的の一時預かりができないかとSOSの連絡がありました。
預かり先があれば、虐待現場から一匹ずつでも保護ができるからです。
(現在もまだ現場では多くの猫が虐待を受けているのが現状です。)

正直なところ、「よし、任せろ!」と二つ返事で男気のある対応をしたわけではありません。
いや、困ったなーと迷っていました。
断る理由はいくつでもありましたが、迷った挙句、なんとか不安が半分ぐらいの中途半端なまま、受け入れることを決めました。
数日後の引き取りの日に、捕獲を担当してくれたHさんと猫の病院前で初めて会い、清春の話を聞きました。
おやつをあげようとしたら、清春に叩かれて爪を貫通したと。
(ちなみにこの時はまだ清春と言う名前はありません。)
「はあ、爪を貫通ですか…」と、不安が9割9分ぐらいになったことを覚えています。

そして我が家に来た清春との生活が始まりました。
僕にとっては二年ぶりの猫との生活ですが、前にいたトラ(ブログのとら兄ちゃん)は、飼いやすい猫ランキングがあれば全国大会に出れるレベルだったので、清春とは全く違いました。
清春は生粋の野良猫、しかも虐待現場にいた野良猫なので、人との信頼関係はゼロ、いや、むしろマイナスからのスタートです。
正直、難しいことも多々ありましたが、猫ボラのNさんにアドバイスを貰い、助けてもらいながら、なんとかかんとか今の状況になったというのが本当のところです。

このブログは、僕達なりの切り口で、できるだけ読みやすいものにしていますが、それには理由があります。
まず、生粋の野良猫とも、こんな風に仲良くなれるんだなということを知って貰いたいこと。
実はこれは僕自身も驚いています。
意外なことに清春は家猫の適性があったということもあります。


過酷な現状の下で、明日をも知れぬ毎日を必死に生きている猫達が沢山いること。
また、そういった猫達を助けるために、終わりの見えない途方もない保護活動を、文字通り命を懸けておこなっている人達がいること。

僕がやっていることは、清春と生活し写真を撮っているだけで、そういった人達の足元にも及ばないようなことですが、そういった現状を少しずつでも知って貰えれば、その一助になればとの思いから、あえて気軽に楽しく読めるものにしています。


ちなみに、このブログでは、僕は写真と文書の最終チェックを担当しています。
文書の原案、画像加工、清春の名前でのコメントは全て猫ボラのNさん担当です。

この寒空の下、まだまだ予断を許さない状況に置かれている猫達は沢山います。
これからも微力ではありますが、僕自身ができることを続けていくつもりです。

さて、兄弟なんとかそれぞれに譲り合い、折り合いをつけながら仲良くし、無事に年を越せそうです。
来年もゆるい感じの日常をお届けして行くつもりですので、よろしくお願いします。
応援いただいている皆様も良いお年をお迎えください。

Tetsu





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